お知らせ
2021.12.24
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寒い冬に起きやすいトラブルと予防方法
凍結のためにお湯が出なくなったとき
冬場のお問い合わせで圧倒的に多いトラブルが「給水管の凍結」です。2017年の大雪の際は約200件ものお問い合わせがありました。
ほとんどは外に出ている管の止水バルブが凍結することが原因です。バルブが凍結してしまうと、水が流れなくなってしまいます。
まずは凍結対策を紹介します。管の止水バルブの凍結を防止するには、バルブにスーパーの袋を被せて冷気がバルブに直接あたらないようにしてください。
冷気が直接当たる状態だと、とても寒く感じるように冷気がバルブに直接当らないようにするだけでも、凍らせないための効果は大です。
一手間加えるだけのお手軽な対策なので、ぜひ試してみてください。
次は、凍ってしまった時の対策を紹介します。管の止水バルブが凍結してしまったときは、ドライヤーで止水バルブを暖めましょう。管が破裂してしまう可能性があるので、決してお湯をかけてはいけません。お湯をかけると、急激な温度変化によって管やバルブの劣化がはやまり、破損へとつながります。
凍結予防
冬期は給水、給湯配管の水が凍結してしまうトラブルもよく起こります。
凍結してしまった際には解凍を待てばよいのですが、配管が破裂してしまうことや、給湯器の破損を引き起こすこともあります。
こうした事故を防止するためには、水道の蛇口を少しだけひねり、通水状態にしておくと凍結を防ぐことができます。水の勢いは鉛筆の芯ぐらいです。勢いが弱いと凍ってしまうので注意してください。ひねる蛇口はお湯側です。給湯器の電源は入れずに水の状態で大丈夫です。
配管が破裂するのは、管の中にある水が凍結し、膨張してしまうからです。凍結防止策を知って、今年の冬から安心してお過ごししていただけたらと思います。